Google Colabで90分のセッション切れを防ぐ方法

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Google Colabは、90分間操作がないとセッションが切れて作業が停止してしまうことがあります。

毎回手動でクリックはめんどうなので、備忘録を兼ねて自動リフレッシュの方法をまとめておきます。

デベロッパーツールを使った自動リフレッシュ

Google Colabを実行させるChromeブラウザでF12を押すか、ブラウザ上で右クリックして「検証」を選択してデベロッパーツールを開きます。

次に、Consoleタブに以下のコードを入力してEnterを押します。

function ClickConnect(){
    console.log("ClickConnect作動中..."); 
    document.querySelector("colab-connect-button").click() 
}
setInterval(ClickConnect,60*1000)

というメッセージが表示されたら、allow pastingと入力してEnterを押して、再度コードを入力してEnterを押します。

これで60秒ごとに接続ボタンがクリックされ、セッションが維持されます。

60秒ごとにConsoleで"ClickConnect作動中..."と表示されていれば、問題なく動いているはずです。

コードの解説:

  • ClickConnect関数は、colab-connect-button要素をクリックすることで、セッションを維持します。
  • setInterval関数は、指定した間隔でClickConnect関数を実行します。この場合、60秒ごとに実行されます。
  • console.log関数は、コンソールにメッセージを出力します。
  • document.querySelector関数は、指定されたセレクタに一致する最初の要素を返します。
  • colab-connect-buttonは、Google Colabの接続ボタンを表します。
  • clickメソッドは、要素をクリックするためのメソッドです。
  • 60*1000は、60秒をミリ秒単位で表します。

参考: