目次
フォルダ名を変更したり誰かにライブラリの環境を渡したりするときに必要だけど、すぐに忘れてしまうので備忘録を残します。
venvの情報をrequirements.txtに移す
まずはvenvをactivateします。
venvのactivateする
Windows (PowerShell)の場合
下記の通りコマンドを入力します。
PowerShell
venvのフォルダパス/Scripts/activate
私の場合は.venvというフォルダ名で保存しているので、作業フォルダまで移動して下記のように起動しています。
PowerShell
.venv/Scripts/activate
Mac/Linux (bash)の場合
下記の通りコマンドを入力します。
bash
source venvのフォルダパス/bin/activate
私の場合は.venvというフォルダ名で保存しているので、作業フォルダまで移動して下記のように起動しています。
bash
source .venv/bin/activate
pipでrequirements.txtを出力する
venv環境中で下記の通りコマンドを入力します。
venv
pip freeze > requirements.txt
これで作業フォルダにrequirements.txtが生成されているはず（既にある場合は更新されているはず）です。
venvをdeactivateする
WindowsでもMac/Linuxでも下記の通りdeactivateできます。
deactivate
出力したrequirements.txtを他の環境に移す
先ほどと同様にvenvをactivateしてください。
また先ほど作成したrequirements.txtが作業用フォルダに必要です。
pipでrequirements.txtからライブラリを読み込む
venv環境中で下記の通りコマンドを入力するとrequirements.txtからライブラリを読み込むことができます。
venv
pip install -r requirements.txt
これで他の環境中に同一のライブラリを導入できました。