Windows PowerShellでvimを使えるように設定する。

公開日:
目次

WindowsのPowerShellを使っていてvimで編集したくなったので備忘録を残します。

Vimのインストール方法と環境設定

Powershellでvimを利用する方法は簡単で、インストールして環境設定をするだけです。

Vimをインストールする

まずはvimをinstallしていきます。

Chocolateyでインストール

Chocolatey自体をインストールする方法とVimをインストールする方法を以下に示します。

  1. Chocolatey自体のインストール
    管理者権限でPowerShellを開き、以下のコマンドを実行してChocolateyをインストールします。

    Set-ExecutionPolicy Bypass -Scope Process -Force; [System.Net.ServicePointManager]::SecurityProtocol = [System.Net.ServicePointManager]::SecurityProtocol -bor 3072; iex ((New-Object System.Net.WebClient).DownloadString('https://community.chocolatey.org/install.ps1'))
    
  2. Vimのインストール
    Chocolateyがインストールされたら、以下のコマンドでVimをインストールします。

    choco install vim
    

Wingetでインストール

Wingetを使ってVimをインストールする方法は以下の通りです。

  • Vimのインストール
    Wingetを使ってVimをインストールするには、以下のコマンドを実行します。

    winget install vim.vim
    

PATH環境変数を追加

Vimの実行ファイルの場所をPATH環境変数に追加する手順を説明します。

  1. vim.exeの場所を探す

    • Chocolateyでインストールした場合: 通常はC:\ProgramData\chocolatey\binC:\ProgramData\chocolatey\lib\vim以下にインストールされています。
    • Wingetでインストールした場合: C:\Program Files\Vim\vim91など、バージョンによって異なる可能性があるので確認してください。
  2. コマンドで環境変数を追加
    管理者権限で以下のコマンドを実行して、PATH環境変数にVimのパスを追加します。

    $envPath = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable("Path", [System.EnvironmentVariableTarget]::Machine); $envPath += ";C:\Program Files\Vim\vim91"; [System.Environment]::SetEnvironmentVariable("Path", $envPath, [System.EnvironmentVariableTarget]::Machine)
    

PowershellでVimを確認

Vimが正しくインストールされたか確認する方法について説明します。

  • インストールが完了したら、PowerShellまたはコマンドプロンプトでvimと入力し、Vimが起動するか確認します。

    vim
    
  • Vimが正常に起動すれば、画面が表示されます。起動しない場合は、一度PowerShellを再起動してみてください。