Chatbot UI 2.0でSupabaseのUnhandled Runtime Errorが出た場合の対処法

公開日:
目次

Chatbot UI 2.0をローカルで試していたら下記のエラーに遭遇して対処したので備忘録を残します。

エラー内容

プロジェクトを実行した際、以下のようなランタイムエラーが発生しました。

Unhandled Runtime Error

Error: Your project's URL and Key are required to create a Supabase client!

Check your Supabase project's API settings to find these values

https://supabase.com/dashboard/project/_/settings/api

このエラーメッセージは、Supabaseクライアントを作成するためにプロジェクトのURLとキーが必要であることを指摘しています。エラーメッセージに従って、SupabaseプロジェクトのAPI設定を確認することが推奨されます。

発生原因

Chatbot UIのREADME.mdに従って、.env.localファイルにNEXT_PUBLIC_SUPABASE_URLを追記していました。しかし、この手順だけでは不十分であることが原因でした。

対処法

問題の解決には、.env.localファイルに他のSupabase関連の設定項目を追加する必要があります。具体的に、以下の項目を追加しました。

  • NEXT_PUBLIC_SUPABASE_ANON_KEY (3行目)
  • SUPABASE_SERVICE_ROLE_KEY (6行目)

これらの値は、以下のコマンドを実行することで取得できます。

supabase status

この追加作業を行うことで、エラーを解消し、Chatbot UI 2.0のローカル環境での試用を継続することができました。

参考